自治会の闇

近年、自治会への加入率が下がってきているそうです。

みんなで協力から『今だけ金だけ自分だけ』というような分断が起きているのではないでしょうか?

しかし、町内会が何をやっているか、どんなことをしてきたのかが分かりずらいのも事実。

回覧板でちゃんと書いているとはいえ、回覧板をゆっくり見てられないという声もありそうです。

町内会費がちゃんと使われているのか?も疑問が残ります。

町内会に入った方がいいの?入らない方がいいの?

そんな疑問を解明したいと思います。

自治会の役割

  • 資源ごみの回収(紙ごみ、古布、段ボール)
  • お祭りやスポーツイベントの開催
  • 子供会、青年会、老人会の意見集約
  • 消防団の設置
  • 地域の美化清掃
  • 行政に働きかけて、補助金を使った地域サービスの運営
    • 例)スーパーマーケット、コミュニティバスの運行
  • その他、地域が抱えていて自分たちで解決できる事への取り組み。

自治会の他にも、子供会、青年会、老人会などの地域の会が色々あります。

子供会、青年会、老人会の会長は自治会の会合に出席してそれぞれの要望を伝えます。

逆に、自治会から子供会、青年会、老人会などに町の美化への協力をお願いしたりします。

自治会の実態

自治会費って、何に使われているの?

自治会館の維持管理費

自治会の建物があるのを、ご存じでしょうか?

この建物?小屋?はみんなが利用することが可能です。

この小屋の維持管理費用が必要なのは想像できると思います。

地域のお祭り、運動会などを企画して、その経費としている所もある

市や町が管理している公園などを借りたり。

やきそば、ジュース、福引の景品などの仕入れに使われる。

もちろん、原価以上の価格設定で利益を出して、会費では足りない会計を賄ったりして努力している。

自治会運営、会計監査、年次予定、予算配分などの定例会のおやつ代

ここが、私は闇だと思う部分で

お酒が振舞われたり、ケータリングの食べ物が出てきます。

お酒はさすがに会議中には出ませんが、たまに顔を合わせる機会ですので、宴会に発展します。

町内の顔ぶれが集まって楽しく過ごすことが悪いとはぜんぜん思わないですが、参加していない側からしたり、お酒が飲めないと、チョットどうなの?と引っ掛かるポイントではないでしょうか?

本当に自治会は必要か?

災害大国日本で村や集落の中で出来上がってきた助け合いの精神だろうと思います。

防災の観点からみれば、消防団の活躍は必ず必要になってくるでしょう。

平時に意味が無くても、有事に備える事は、非常に大事で、無くしてはならないと思います。

では、何もない平時に何かをやってもらうのか?となると、

町内の治安維持、美化や、青少年の健全な成長を見守る目であったり、

無くなってしまった時に、初めて気が付く事もあるのかもしれません。

町内会費を不正に使ったり、着服したりは個人の問題で、町内会が悪だとは言えないのではないでしょうか?

みんなの力で良い町内にしていくことこそが【町内会の役目】です。

町内会は役所に対しても、個人よりは大きな力を持ちます。

ぜひ、町内会を支えるためにも各家庭が理解をして協力できると、自分が住みやすい環境につながるのではないかなと思います。

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